矯正装置の使用状況や定期的な通院等、矯正治療では患者さんの協力が非常に重要です。また、そのことが治療効果や治療期間に影響します。
矯正装置により多少の不快感、痛み等を生じることがありますが、通常数日~1、2週間で慣れます。
歯を動かすことにより、稀に歯根が吸収して短くなったり、歯茎が痩せて下がることがあります。
治療中に「顎関節で音が鳴る、あごが痛い、口が開けにくい」といった顎関節症状が出ることがあります。
歯の動く早さには個人差があるため、予定していた治療期間より延びる場合もあります。
保定装置を指示通りに使用しないと後戻りを起こすリスクが高くなります。
矯正終了後、加齢や歯周病等により、かみ合わせや歯並びが変化することがあります。その場合、再治療等が必要になることもあります。
治療中は歯に矯正装置が付いているため、歯磨きが難しくなります。虫歯や歯周病のリスクが高まりますので、毎日の丁寧なセルフケアと定期的にメインテナンスを受けることが重要です。 |