匠歯科クリニックは、2000年3月に開院して25年となります。
開院当初より「良質で最善の医療を多くの人に届けたい!」というポリシーのもと、ここまで続けて来られたことは、ひとえに私達の診療に対する姿勢をご理解いただき、一緒に頑張って通院していただいている患者さん皆様のおかげと心より深く感謝致しております。
私達が目指す「良質な医療」とは、グローバルスタンダードの医療です。
歯周病の世界的権威であるコルテリーニ先生のフィレンツェのクリニックに伺い、直接ご師事いただき、日本の医療との差を身を以て体験致しました。
日本で一般的に行われている医療は、私がまだ学生だった35年以上前とほとんど変わっていません。
これだけ機器、材料そしてなによりも技術が進化しているにもかかわらず、旧態依然とした最低限の機能回復を目的としたその場限りの治療になっています。
そのため、私達が行う治療のほとんどが以前の治療のやり直しです。
これを繰り返しているといつまでも治療から離れることが出来ませんし、治療のたびにかえって状態は悪化していきます。
本当にこれでいいのでしょうか?
しかしながら、私達は「良質な医療」=「最善な医療」とは考えていません。それは患者さんが100人いれば100通りの価値観が存在するからです。
患者さん自身が価値を見いだせない医療は単なる押しつけに過ぎず、最善と言えるものではありません。
それ故、私達はお口全体をくまなく調べ、病気になった原因と、どのような治療が必要になるのかという情報をしっかりとお伝えしたうえで、患者さん自身で考え選択していただいています。決して私達からその治療を強要することはありません。
私達は患者さん自身が治療を理解し、納得して、参加することが最善な医療を実現するために最も重要なことだと考えているからです。
ご自身の身体の健康を人任せでいいのでしょうか?「削られた」「神経を取られた」「歯を抜かれた」など、『~された』治療からは卒業しませんか。
治療には常にメリットとデメリットが存在します。
デメリットよりメリットの方が勝ると診断した時に初めて治療を行いますが、その際にはただメリットが最大限に発揮できる治療を行うだけでなく、同時にデメリットが最小限となるように十分考慮した上で治療を行うように心がけています。
時には、闘う相手が病気である以上、身体が耐えきれず、負けてしまうこともあるかもしれません。
それでも少しでも可能性があり、患者さんが治療を望むのであれば、私達はできうる限りの手を尽くすことをお約束します。私達と一緒に最後まで頑張りましょう!
※最近いろいろとニュースになっていますが、ネットによる事実と異なる誹謗中傷が社会問題になっています。
匿名で現実とは違うあまりにも無責任な発言がちまたにあふれています。
本当に心から健康を取り戻したいと思い悩んでいる人の受診機会が奪われることのないように心から願っています。
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